４つのＦ

ピネル製緩和抑制帯は患者さんとスタッフの安全性、快適さを重視して設計されています。また、様々なケースに対応できるような柔軟性、少ない動作で手早く抑制できる迅速性も備えています。ピネルでは４つの「Ｆ」に焦点を当てています。

FAST「迅速性」

緊急時において、短時間かつ最小限のスタッフで抑制することが可能です。

手足の抑制には素早く装着できるマジックテープを採用、興奮状態にある患者さんの攻撃からスタッフを遠ざけ、守ることが可能です。

患者さんの状態に応じて、段階的に抑制のレベルをコントロール、快適さを提供することができます。

簡単な操作で抑制解除と調整が可能です。

また、緊急抑制から緩和抑制へと段階的に移行し、患者さんの安心感や快適性を高めながらも安全性を確保します。

緩和抑制帯の身体に触れる部分は、耐燃性の抗菌素材を重ねて作られた特殊生地を使用しています。

通気性に優れ、肌触りはカシミアの様に柔らかく、抑制中も患者さんは快適に過ごすことができます。抑制中も痛みを伴わず、きつく感じることはありません。

緩和抑制に移行すれば患者はベッドの上で上半身を起こし食事をとったり、寝返りを打つこともできるようになります。

緊急抑制時においては、素早く簡単な操作で患者さんの全身を確実に固定、スタッフの安全を確保することができます。

緩和抑制へ移行した際も股下ストラップ等を装着することにより、無理な抜け出しを防ぎ、圧迫窒息といった重大事故を防止することができます。