ピネル社製緩和抑制帯取扱店

重大事故を防ぐために

重大事故を防ぐために

2016年、2017年と長時間の不適切な身体拘束により、静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)を発症、後に死亡するという事故が発生しています。
死亡事故につながりかねない危険な事故を予防するよう、心がけましょう。
 

静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)

長時間の不適切な拘束(特に下肢)を避ける、下肢の運動やマッサージを行う、弾性ストッキングの着用、間欠的空気圧迫装置の装着等を心掛け予防しましょう。
特に静脈血栓塞栓症の既往歴がある患者さん、40歳以上で悪性腫瘍の大手術を行った患者さん、血液が固まりやすい体質の患者さんは発症のリスクが高いため、より注意を払うようにしましょう。

身動きのできない緊急固定の状態で長時間拘束することは、大変危険です。状態が落ち着き次第、速やかに腹部用ベルト着用を中心とした緩和抑制に移行して下さい。

「緊急固定状態」
 
 
「緩和抑制状態」
 

転落や胸部圧迫による窒息

腹部用ベルトのみ着用時に、転落やベルトの上方向へ抜け出そうとする際、胸部や横隔膜で引っかかったまま止まると、呼吸を妨げる危険があります。
転落防止には腹部用ベルトの左右にストラップを装着、上方向への抜け出しには股下ストラップを腹部用ベルトに併用すると良いでしょう。
 
 
「股下ストラップ着用により胸部圧迫を予防」
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